スーサンの清掃記09<若のはなし>

 [若]:巫女(神のお告げを伝える女。みこ)が長髪をなびかせ、両手をあげて舞いながら神に祈り、神託を求めている形。ふりかざした両手の形が、今の字形では草かんむりの形になっている。神託を求める巫女(ふじょ)が若い巫女であったので、「わかい」の意味に用いられるようになったのであろう。「なんじ、もしくは、もし」の意味にも用いる。(白川静著、『常用字解』より)

 若いとは、ハゲていない、白髪がない、肌に張りがありシワがないこと。すなわち、外見に大きく関わっている。これらを実現するには病気にならないことは云うまでもない。そのためには、免疫力を回復させる努力をしなければならない。清掃の仕事は朝の2〜3時間は集中して仕事という運動をする。朝早い清掃の仕事は体に良いことは実証済みである。お金をもらって体を治していただいたという感じだ。

 普段からファッションは若作りである。常に、気持ちが若くなければ免疫力が高まることはない。落ち込んではいけない。偉くなってはいけない。人の上にたってはいけない。悟ってはいけない。いつも教えていただきますという若い気持ち、謙虚な姿勢で人と付き合う。これが実行できれば、120歳も夢ではないだろう。じゃないかな?

 一説には、ハゲ、デブ、メガネを男の三重苦と云われているようだ。メガネは今ではおしゃれアイテムであり、鯖江のメガネは、価格の安さ、品質ともに世界一だろう。私の場合はハゲ、チビ、ビンボウである。チビはどうしようもないのだが、ハゲを隠すためにヘアーセットに血道を上げる毎日である。白髪は見つけてはすぐに抜く。これには異論がいろいろあるだろうが、髪を抜けば髪の毛が増えるという動物実験もある。あまりハゲに影響しない部分はとにかく抜くのである。今のところは良い結果が得られている。

 日々の生活を豊かにするために、モチベーションの上げ方は、人それぞれ。趣味やギャンブル、酒、仕事、家族、いろいろあるだろう。私の場合は、仕事で良い文字を創ることとお酒だろう。今はやりの立ち飲み酒場やスタンディングワインバーで、若い仲間とのたわいない会話がストレス解消であり、モチベーションアップとなっている。懐にも優しい趣味である。